2019.06.04(tue) – 06.09(sun)
SARAXJIJI Balade en forêt boutique éphémère à Paris(主催：Air de Malice) 28 rue Saint-Gilles, Paris 4e – Le Marais

「私達の心は、その日その日、例えば着ている洋服や手に取る道具、口にする食べ物によっても変わります。SARAXJIJIの服を纏うことで森や自然を感じることができれば、たとえそれが実際傍になくても、心地よい風が通り抜けることを自分の内外に感じ、森の中を散策している気分の一日を過ごすことができれば、と思うのです。」

こんな想いで迎えた3回目の展示は、マレ地区のSaint-Gilles通りにある、青い壁のギャラリーで開催されました。 マレは雰囲気のいいお店が立ち並ぶエリアで、各国からの観光客の多いところ。この横に長いギャラリーは、大きなウインドウとエントランスから中が見えるので、たくさんの人が覗いては立ち寄ってくれました。

私たちのSARAXJIJIの服と、F/styleの履き心地のいい靴下と、南阿蘇FILのハーブティーや長野yasoの八十茶、パリの1つ星レストラン「ACCENTS table Bourse」のシフォンケーキを、この心地よいギャラリーでゆっくりと楽しんでいただけたようです。 美味しいシフォンケーキは、ACCENTSのコースで最後に出てくる人気スイーツ。いらっしゃる方々がシフォンケーキとFILやyasoのお茶でふわりと笑顔になり、SARAXJIJIの服を触れて優しい笑顔になり。その様子を見ているのがとても楽しい時間でした。 今回はまるで本当のboutiqueのような設えになったおかげか、買い物やウインドウショッピングを楽しむ人が入ってきては、期間限定だというと驚いたり、もったいないと言ってくださる人がとても多く、純粋に日本のクリエイションを楽しんでくださったのだなと思えた展示となりました。

時々海外から「どこで買えますか？」とお問い合わせをいただきます。なかなか日本からはまんべんなくご希望にそうことは難しいのですが、今回はパリの方だけでなく、ヨーロッパの様々な場所から旅行でいらしていた方とお会い出来、手にとっていただけたのは、このマレという場所だったからだろうと思うと、とても不思議な気がします。

遠路はるばる日本を離れ、こういう機会を作っていただいてお会いする方々の笑顔を見るたびに、私たちが続けていく意味を与えてもらっていると思わせてもらっています。今回もたくさんの方々にご協力いただきありがとうございました。

SPECIAL THANKS：
Air de Malice（Keiko M , Stéphane B , J-sébastien J ) / F style / FIL / yaso / ACCENTS table Bourse (Ayumi Sugiyama , Romain Mahi) / Hibi / Dominique / Chantal / R.Tanihata / E.Nekozawa / Team saraxjiji / This Design /authorized people

プレスリリース撮影 (This Design)
face book account saraxjiji.france
instagram account saraxjiji.france

9区のアパルトマンからメトロで移動して、シュマンベール駅から歩いてすぐのギャラリーまでの通勤は、とても新鮮でした。素敵なお店やレストランがあちこちにあり、歩いているだけでも楽しいエリアですが、私の必須は公園や緑のある場所。ヴォージュ広場や通りかかった公園によく立ち寄って、ぼんやりと座って景色を眺めるのが楽しみでした。

あゆみさんのシフォンケーキの香りと、FILのハーブティー、yasoの松のお茶を淹れてお客様をお迎えするのが日課になった今回の展示は、本当にいろんな国の人たちと出会えた気がします。そして、みなさんとてもフレンドリー。楽しそうにフィッティングしている様子を撮影してよいかお尋ねしたら、大抵がOK！と言ってくれ、笑顔でポージングしてくれるおおらかさに心が和みます。あゆみさんも足を運んでくれる度に、それはそれは楽しそうにフィッティングをしていました。笑

展示が終わってから、ケーキを出していただいた「ACCENTS table Bourse」（ovniの記事はコチラ）にも伺えました。上品で落ち着ける空間の店内で、和の食材もふんだんに取り入れた独創的で上質のフレンチを気軽にいただけることもあって、たくさんの方が食事を楽しまれていました。落ち着いた頃、厨房を拝見させてもらったのですが、とても綺麗で、かっこいいキッチン。お客様からも厨房の様子が見えて、厨房からも店内の様子が伺えます。居心地がいいのは、そういう気さくな雰囲気もあるからでしょう。あゆみさんとロマン君がSARAXJIJIのネイビーのOrdinaryシャツをとても気に入ってくれ、制服にして仕事をしてくれていることが嬉しい限りです。お2人ともとても似合ってました。またいつか美味しい食事を楽しみに伺えたらと思います。