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Charm
”お守り”
アクセサリーデザイナーの中村なづきさんに、SARAXJIJI 20周年記念の限定アクセサリーを制作していただきました。
Nakamura Nazuki
昨年お話をさせていただき、何度も打ち合わせをして、ようやく今月手元に届くことになりました。
写真はまだプロトタイプのもので、こうやっていくつも試作していただいたのですが、
この形に至るまでも、メールのやりとり、電話でお話したり、出張の際に直接アトリエにお邪魔したり。
なづきさんも私の拙い希望をどうにか形にしようとしてくれて、
気がつけば、お話をしはじめてからやがて1年近くになろうとしています。
彼女との楽しい打ち合わせの中で、SARAXJIJIだからなづきさんにお願い出来るモチーフをと考えた時に、
旅をするのが好きな私ならではと思いついたのが、カルネ(切符)だったのです。
なづきさんの、自然のものをモチーフとされる造形も、世界観も好きで、
彼女がこのカルネのモチーフをどんな風に遊んでくれるのか、とても楽しみにしていました。
出来上がったのは、これを持っていろんなところへ旅に出かけてきたような風合いで、
これからも一緒に旅をしようねと言ってくれているような仕上がりのカルネでした。
私自身嬉しくて、これからまた旅に出ることが出来るようになったら、
このチャームと一緒に、その時間を共にしたいと思っているところです。
6年程前、旅先で友人に連れていってもらった教会でメダイユを買って、
身近な人にお土産として渡したり、自分はペンダントトップにしてつけたりしていたのですが、
”また旅に出ることが出来たら” ”旅先でも自分の仕事を喜んでもらえたら”と、
このメダイユをお守りのように感じていました。
お守りというのは、自分を信じる拠り所としての存在であることが大事なのではと思います。
今回のこのアクセサリーが、誰かにとって、そんなお守りのような存在になれたらいいなと、
こんな文字を刻んでもらいました。
ICI – PARTOUT
Vous pouvez aller n’importe où et n’importe quand.
ここ – どこでも
あなたはいつでもどこへでも行くことが出来ます。
若い人も、私たち世代の人も、さらに経験を積んだ諸先輩方も。
どんな時でもどんな人にも可能性はあって、自分を信じられる存在であってほしい、
という願いを込めて、刻印してもらいました。
もちろん、私自身にも言い聞かせながら。
真鍮の同じチャームでペンダントとピンバッチとキーホルダーがあります。
ひとつひとつにエディションno.をなづきさんが打刻してくれています。
サイズは15mmX30mm。とても小さなカルネです。
9月のどこかのタイミングかで、ONLINE SHOPでもご案内したいと思います。
刻印文字の中で、スペースを入れそびれている箇所があるのは、これまた私らしい。笑