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Turn off the TV and read the book

APR 25, 2o2o
Turn off the TV and read the book

”テレビを消して、本を読む”


普段からテレビをあまり観ないのですが、必要な情報を時々webでチェックするくらいだったので、
最新の話題にはついていけないこともありましたが、今まではあまり不都合を感じていませんでした。
それは、今でもそうなのですが、以前よりも積極的に情報収集はしています。

その上で、自宅で必要な家事など以外の時間をどう過ごすか、というところで、
音楽を聴く、友人にメールをする、読書をする。などなど。今の私はそれが落ち着けることです。

ベッドの脇には大抵、本が積まれていて、睡眠導入的な感じで読むことが多いのですが、
今まで時間がなくて「積ん読」だった本を、よっこらしょとベッドへ移動しているところです。

今読みかけている本は、ジム・アル=カリーリとジョンジョー・マクファデン共著の
「量子力学で生命の謎を解く」という本。
随分前に読みかけて、休止してから別の本に移ってしまったので、読みそびれていた本です。
もともと、物理も生物も、そう得意な方じゃなかった(いえ、ニガテだったという方がよいか)ので、
アトリエの机に置いていたのを見つけたスタッフから、「なんでそんな本を読んでるの?」というような
視線を感じても、それはそうでしょうね、と自分で納得するくらいでした。
そんな私が何故、この本を手にしたかというと、とある動画の番組でやっていた波動や粒子の話を聞いた時に、
とても不思議過ぎて、少しでも理解出来たらと思ったからです。

よく使う道具になったパソコンやスマートフォン、電子レンジやそういう電化製品などが、
量子力学の恩恵だと言うのはよく聞きます。
そういう視点から生物の神秘を解き明かそうというのが量子生物学だとか。
渡り鳥であるヨーロッパコマドリが、あの小さな身体でどうやって遠距離を飛んで目的地へ行くのか、
なぜサケは生まれたところへ戻ってくるのか。
そういうものだと思っていたものも、よく考えると「なんでだろう」と思うわけです。
人間にもきっと、そんな不思議がたくさんあるんだろうと思います。
数式や方程式はよくわかりませんが、一般向けに書かれているので、読みやすい本です。
この方のおすすめ本レビューでとても詳しく書かれていますので、ご興味ある方はぜひ。

もう一度読み返したいのでセレクトした、谷内修三さんの「谷川俊太郎の『こころ』を読む」は
谷川俊太郎さんの詩が好きで、どんな解釈なのか知りたくて購入した本。
谷川さんの詩集は数冊持っていますが、自分で解釈するのとまた違った捉え方、詩の楽しみ方がわかる気がします。

「西の魔女が死んだ」を書いた梨木香歩さんの「やがて満ちてくる光の」は、去年発行されたエッセイ。
ピーター・アダムの「アイリーン・グレイ」は、映画を観て、もう少し掘り下げたかったので買ったのですが、
これらはまだ今から。

どれも読み応えありそうです…。どっぶりと読書を楽しもうと思います。