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The heart’s nourishment
”心の栄養”
今、ギャラリーのOPEN DAYは、ひっそりと開けているようで開けていないような感じで、
アポイント制にさせていただいている状況です。
もともとたくさんの方がいらっしゃる場所ではありませんが、
気持ち的に大声で「開けています」と言えなくて。
写真の花たちは、いつだったか、ギャラリーのOPEN DAYに合わせて買ったものです。
OPEN前にお花屋さんへ行き、その時に出回っている花を見て、今日はどの花を飾ろうかなぁと
考えるのが楽しくて、花の名前もその時に教えてもらったりしていました。
花を買う、という行為は、とても心が豊かになる気がします。
アートを鑑賞したり、本を読んだり、自然の風景の中に身を置いたり、
静かな音楽をゆっくりと聴いたりするのと同じように、
そういう「心の栄養」の素のようなものじゃないかと思います。
お花屋さんへ通っていると、その時期にどんな花が並ぶのかを知ることが出来たり、
選ぶ時は、誰かの喜ぶ顔を思い浮かべながらだったり、またはその日の自分へのご褒美としてだったり。
その都度、花言葉を調べて「へえ〜」なんて思うことが出来たり。
我が家は猫が2匹いるので、自宅用にはなかなか購入出来ないというもどかしさもあって、
ギャラリーに飾る花を考えるのは、またとない絶好の楽しい機会でした。
今、そういう「心が豊かになる」ことに、なかなか時間や労力をかけられない、
見えない手枷足枷があるような気がします。
私自身、そうやってギャラリーに飾る為に行っていたお花屋さんにも行けていません。
幸い、友人知人の様子を見たり聞いたりしていると、
みんなそれぞれに工夫をして、今の状況の中で、そういう「心の栄養」のようなものを
模索していたりするので、私も見習いたいと思っているところです。
美味しい食事や適度な運動などの「体の栄養」はもちろん、
不要不急かもしれない「心の栄養」も、本当はとても必要だと思っていて、
自分自身に対しては、ささやかでもバランスの取れた食事や読書する時間をとること、
好きな音楽を聴いているところですが、
私が誰かに出来ることは、SARAXJIJIの服を使ってもらうことかな、と思い至り。
ONLINE SHOPでお求めくださった方に、勝手に選んでBアイテムなどをプレゼントしています。
もともと、誰かになにかをプレゼントをするのは好きなほうで、
喜んでもらえたら儲けもの、くらいの気持ちで差し上げると、
予想以上に喜んでもらったりして、私の方がご褒美をもらえた気がしたりします。
心のあり方、というものがいかに大事かというのを、自分自身感じているので、
私が誰かになにかしてもらって嬉しかったりするのをお返しする気持ちで、
今の私に出来ることとしてやっています。
とにもかくにも。嬉しいとか、楽しいとか、それをまた誰かに感じて欲しいとか。
そういうところに目を向けて行動出来たらいいなと思います。
ちなみに。この写真の花は、白のトルコキキョウと緑色のアナスタシア。
花言葉はトルコキキョウが「思いやり」、アナスタシアは「真実」「高貴」。
アナスタシアの語源が古代ギリシャ語で「目覚め」という意味なんだそうです。
いい花言葉だと、なんだか余計に愛おしく思えます。
大好きなKUSUMI TEAにも、アナスタシアという名前のブレンドティーがあるそうです。